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データで見る
東京の結婚・子育て

皆さんは、10年ぶりに東京都内の日本人の出生数が増えたというニュースをご存知でしょうか。
2025年の出生数は、前年比で1.0%増えました。さらに、婚姻数は、19年ぶりに2年連続で増えています。
出生数の推移を示す棒グラフ。令和6年8.4万人から令和7年8.5万人へ、前年比1.0%増加。
10年、20年という歳月が流れる中で、都民の暮らしや結婚・子育ての形はどう変わってきているのでしょうか。
東京の空から都民を見守る雲の妖精“カナウン”と“ササウン”が東京の「今」を紹介します。
東京に住むみんなの暮らしは、今と20年前では大きく変わったのかな。
いい質問だね!例えば、みんなが使っている携帯電話は、今はスマホが主流だけど、20年前はガラケーだったのは知ってるかな。
モノだけでなく、価値観やライフスタイルも変わってきているんだよ。

価値観・ライフスタイルの変化

共働き率の推移を示す棒グラフ。昭和(1985年頃)23.9%、平成(2005年頃)34.6%、令和(2025年頃)69.8%。

結婚・出産の年齢

男性の平均初婚年齢の推移を示す棒グラフ。昭和(1985年頃)29歳、平成(2005年頃)31.2歳、令和(2025年頃)32.2歳。

※平均の値です

共働き夫婦の割合や大学進学率は、20年前、40年前と比べて大きく増えているね。
こうした価値観やライフスタイルの多様化とともに、平均初婚年齢や平均出生年齢が上昇しているみたい。
みんなのくらしが変わってきたことが分かったよ。結婚や子育ての形はどうなんだろう?
出会い・結婚
「出会い・結婚」について見てみよう。
マッチングアプリや職場の同僚、友達の紹介など、夫婦の出会いのきっかけは色々あるけれど、年代によって傾向が異なっているね。

夫婦の出会いのきっかけ
(2024年時点・全国)

夫婦の出会いのきっかけを年代別に示す折れ線グラフ。マッチングアプリ・SNS等は20代が29.3%で最も高く、お見合いは70代が22.2%で最も高い。ほかに職場の同僚等、友人・知人の紹介。

※1年以内に結婚した夫婦を対象
(資料)明治安田生命保険相互会社「「いい夫婦の日」に関するアンケート調査」を基に作成

今の20代は、マッチングアプリやSNSをきっかけに結婚している人が多いんだね。
結婚しない人の割合が増えているというデータもあるんだ。

50歳時の未婚割合(生涯未婚率)の推移(都)

50歳時の未婚割合(生涯未婚率)の推移を示す折れ線グラフ。1980年から上昇を続け、2020年は男32.2%、女23.8%。

(資料)国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2025」等を基に作成

結婚を希望しながらも、一歩を踏み出せないでいる人が中にはいるのかな。
そうかもしれないね。
東京都では、望む人の結婚を応援・祝福する様々な取組を行っているよ。
妊娠・出産
「妊娠・出産」について見てみよう。
「子供を持ちたい」と思ったときには、いろいろな不安や悩みがあるよね。
例えば、不妊について心配したことがあるカップルは3組に1組以上いるんだ。さらに、4.4組に1組は不妊検査や不妊治療の経験があって、以前より割合が増えているみたい。

不妊について心配したことのある夫婦の
割合と検査・治療経験
(全国)

不妊について心配したことのある夫婦の割合と検査・治療経験を示す帯グラフ。不妊検査・治療経験のある夫婦は2002年約7.9組に1組、2010年約6.1組に1組、2021年約4.4組に1組と増加。

(資料)国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」を基に作成

他にも、「出産の痛みに耐えられるかな」という心配もあるよね。
出産時の痛みを麻酔で和らげる「無痛分娩」という方法があるんだけど、出産を経験した都民の6割以上が、無痛分娩を希望していたというデータもあるよ。

無痛分娩の希望(都)

無痛分娩の希望を示す円グラフ。希望があり実際に無痛分娩をした35.8%、希望があったが選択しなかった(断念した)28.1%、希望なし36.0%で、6割以上が希望。

(資料)東京都「無痛分娩に関する都民向けアンケート調査結果」を基に作成

妊娠・出産を取り巻く状況が変わってきている中、東京都では、都民一人ひとりの不安や悩みに寄り添った取組を行っているんだよ。
子育て
「子育て」について見てみよう。
子供を育てていく上で、「お金」のことはどうしても気になるよね。
東京都では、所得制限のない支援として018サポートや保育料の無償化、高校等授業料の無償化、学校給食費の負担軽減などに取り組んでいるんだ。

子育てや教育の費用に悩む保護者の割合(都)

子育てや教育の費用に悩む保護者の割合を示す帯グラフ。「悩んでいる(そう思う)」は2023年48.0%、2024年47.7%、2025年36.0%で、前年から11.7ポイント減少。

(資料)東京都「とうきょうこどもアンケート」を基に作成

子育てや教育のお金に悩んでいる人の割合が減ってきているんだね。
そういえば、共働きの家庭が増えているって、さっき教えてくれたけれど、保育所を利用している人も増えているのかな。

保有サービス利用児童数・
保育所等利用待機児童数(都)

保育サービス利用児童数と保育所等利用待機児童数の推移を示すグラフ。利用児童数は2016年261,705人から2025年323,420人に増加し、待機児童数は8,466人から339人に減少。

(資料)東京都「都内の保育サービスの状況について」を基に作成

都内では、保育所を利用している子供たちはこの10年で6万人以上増えて、年間30万人を超えたんだ。
その中で、10年前から比べると、待機児童の数は大きく減少しているんだ。
東京都が保育所等の整備や保育人材の確保などの取組を続けてきたことが、こうしたデータにも表れているのかな。
東京都では、他にも、子育てに関する様々な取組を行っているよ。
仕事との両立
「仕事との両立」について見てみよう。
働きながら子供を育てていくためには、夫婦が支え合っていくことが大切だよね。
女性の育児休業取得率は9割を超えていると聞いたことがあるけれど、男性はどうなんだろう。
東京都では、育児を「休み」ではなく「大切な仕事」と捉え、育児休業のことを「育業」と言っているんだ。都内の男性「育業」取得率は、国の法改正や東京都の取組等により、この10年間で60%超まで大きく向上したんだ。

男性の「育業」取得率(都)

男性の「育業」(育児休業)取得率を示す棒グラフ。2016年7.4%から2025年61.2%へ大きく向上。

(資料)東京都「東京都男女雇用平等参画状況調査結果報告書」を基に作成

夫婦で家事や育児を支え合う家庭が増えているのかな。
男性と女性では、家事・育児にかける時間にどれくらいの差があるんだろう。
保育サービスや時短家電の活用、男性の育業取得率の増加などにより、家庭全体での家事・育児時間は少なくなっていて、男女の差も縮まっているんだよ。

家事・育児にかける1日の平均時間(都)

家事・育児にかける1日の平均時間を示す棒グラフ。令和5年度調査は男性3時間43分・女性9時間13分で5時間30分差、令和7年度調査は男性3時間13分・女性7時間34分で4時間21分差と、男女差が1時間以上縮小。

(資料)東京都「令和7年度男性の家事・育児実態調査」を基に作成

東京都では、育業の取得推進や夫婦間の家事分担に関する情報発信など、育児と仕事との両立を支えるために様々な取組を行っているよ。
ササウン、ありがとう。
東京都は、多様な価値観を尊重しながら、みんなが抱える不安や悩みに寄り添った取組を展開しているよ。不安を安心に変えていくことで、「結婚したい」「子供を持ちたい」と望む人たちの後押しをしているんだ。
東京都の取組に共感してくれている人は多いんだよ。
東京都は子育てがしやすいと感じている子育て世帯が9割を超えたんだ!

東京都は子育てがしやすいと思う割合

東京都は子育てがしやすいと思う割合を示すグラフ。2023年87.2%、2024年88.1%、2025年89.3%、2026年90.8%(速報値)と3年連続で増加。

※調査対象:3歳児、小学3年生、5年生、中学2年生、17歳の子供の保護者
(資料)東京都「とうきょうこどもアンケート」を基に作成

こうしたことが、生まれてくる子供や結婚するカップルの増加に繋がっているのかな。

東京都は、これからもライフステージを通じた
「切れ目ない支援」に取り組んでいきます。